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「ポリプロピレン(PP)」とは?

ポリプロピレン(PP)は、フィルムパッケージ業界において最も頻繁に使われる素材の一つです。透明度が高く、熱にも比較的強いため、食品から日用品まで幅広く採用されています。

PPの代表的な種類(イメージ図)

OPP (延伸PP) パリッと硬い・透明 CPP (無延伸PP) 柔らかい・熱でつく 同じ「PP」でも、作り方で全く違う性質に!

ポリプロピレンの主な種類

PPは、製造工程で「引き伸ばす(延伸)」かどうかによって、2つの大きなグループに分かれます。

  1. OPP(延伸ポリプロピレン):
    • 特徴: 非常に透明度が高く、コシ(張り)があります。水蒸気を通しにくい性質が強い。
    • 用途: お菓子の外装、ダイレクトメールの透明封筒など。
  2. CPP(無延伸ポリプロピレン):
    • 特徴: 柔らかく、熱で溶けてくっつく(ヒートシール性)性質があります。
    • 用途: パンの袋、レトルト食品のシーラント(内側)など。

ポリプロピレンの優れたポイント

  • 高い透明度: 中身の商品を美しく見せることができます。
  • 優れた防湿性: 水蒸気をブロックする力が強いため、乾き物や湿気やすい食品の保存に適しています。
  • 良好な耐熱性: ポリエチレン(PE)よりも高い温度に耐えられるため、ボイルやレトルトにも対応可能です(特にCPP)。
  • 軽量: プラスチック素材の中でも比重が低く(約0.91)、製品を軽くできます。

まとめ

  1. ポリプロピレンは、透明で湿気に強いパッケージの定番素材。
  2. OPPは外側のパリッとした袋、CPPは内側のくっつける層として使われる。
  3. 熱にも比較的強く、食品の安全な保存に欠かせない素材です。

参考文献

  • 日本包装学会 編『包装学便覧』
  • プラスチック循環利用協会「プラスチックの基礎知識」