「オーバーラミネート」とは?
「オーバーラミネート」は、印刷が終わったフィルムやラベルの表面に、さらに薄いフィルムを貼り合わせる加工のことです。略してオーバーラミ、または単にラミをかけると言うこともあります。
オーバーラミのイメージ(守る・飾る)
オーバーラミネートの主な目的
- 印刷面の保護(摩耗防止): 配送中に袋同士がこすれたり、消費者が触れたりした際に、インキが剥げてしまうのを防ぎます。
- 光沢(ツヤ)出し・マット化: 表面に透明度の高いフィルムを貼ることで「ピカピカ」の光沢を出したり、逆に艶消しのフィルムを貼って「しっとり」した高級感を出したりします。
- 耐水性・耐薬品性の向上: 水や薬品に強いフィルムを被せることで、パッケージ全体の耐久性を高めます。
一般的なラミネートとの違い
実務上、使い分けが曖昧なこともありますが、一般的には以下のように区別されます。
- ラミネート: 袋の強度や保存性を出すために、2枚以上のフィルムを一体化させること(例:PET/PEの貼り合わせ)。
- オーバーラミネート: すでに出来上がっている印刷物やラベルの「表面保護」のためにフィルムを後付けすること。
まとめ
- オーバーラミネートは、表面を「守る」ためのコーティング加工。
- ツヤ出しや傷防止のために行われ、見た目の美しさも向上させる。
- ラベルや、表面に傷がつきやすい特殊な印刷物によく使われます。
参考文献
- 日本ラミネーティング協会 資料
- 日本包装学会 編『包装学便覧』
- ラベル印刷・加工メーカー各社の技術資料